バジルを育ててみた家庭菜園【プランター栽培】

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 バジルは夏の暑さにも強いハーブ。初心者の方むけのハーブ。
 虫除けにもなるので、トマトとの相性が抜群。きゅうりの株間に植えると良い。

 本来は多年性の植物だが、日本の冬を越す事は難しく、11月頃には枯れるので、日本では一年草として扱われる。
 バジルには100種類以上の品種があるが、もっともよく使われるのが「スイートバジル」と「ブッシュバジル」の2種。
 バジルはトマト料理との相性が良く、イタリア料理でよく利用される。

種まき

 種まきの季節は4月下旬~6月ですが、発芽適温が20℃以上と高いので、時期としては桜が開花したあとが目安。
 種をそのまま蒔いても良いが、種をコップの水に24時間程度漬けたあと、日光が当たる暖かい窓際などに置いてから、種まきすると、発芽率が高くなる。
 種は小さいのでピンセットなどで取ることがお勧め。種を蒔く1箇所には4~5粒程蒔く。種自身が日光を好むので、土をかける必要はなし。温度が適していれば、2~4日で発芽する。
 種はとても小さいが、ビックリするほど大きく育つ。
 無肥料で新しい土が入ったビニールポットに蒔いて、本葉2枚頃にプランターに植えつければ管理も楽になる。株間は最低15cm以上あると良い。
 低温に弱いので遅霜の心配がなくなったら定植可能。
 5月下旬~6月頃に、苗で購入してプランターに植えつけても良い。




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日照量

  肥料は無くても育ちますが、日光は必要不可欠で、ほとんどの野菜の場合において成長の源は「太陽の光」である。できる限り日当たりの良い場所にプランターを置きましょう。ただし、バジルは生命力が強いので、半日くらい日陰な場所でも問題ありません。

間引き

 丈夫な苗に育てるには、間引きが重要。発芽して出揃った芽の葉が触れ合うくらいに育ったら、太くしっかりした芽を残すように、何回かに分けて間引します。本葉が5~6枚になった頃、最終的な株間にします。

摘心

 摘心とは、脇芽や花、実の成長を促したりする為、植物の大事な成長点(茎の先端等)を手やハサミで切る事。
 全長15~20cmほどに成長したら、脇芽をのばして収穫量を増やすため、成長点を摘心する。
 これを行うのと行わないのとでは、収穫量が大分違うので行いたいが、ほっておいても収穫は可能。

肥料(追肥)

 バジルは成長が早いので、その分、肥料も必要。植付け前には元肥を施しておくが、生育期間である6~10月の間は追肥として月1~2回程度、1000倍に薄めた液肥を与えたい。

収穫

 特に収穫するタイミングは決まってないが、高さが15cm~20cmほどに成長したら随時「下の葉」から収穫。
 脇芽を増やす(伸ばす)ほうが良いので、収穫を兼ねて芽を摘んで摘心し、どんどん利用しましょう。

  サラダに使う場合はやわらかい若葉を利用すると良い。花を咲かせると、葉が硬くなる。花芽があがってきたら全体的に切り戻しをすると、また新しい茎葉が伸びて来るので、長く楽しむこともできる。

注意点

 徒長しやすいので、間引きは絶対に怠らないこと。うっかり、種をばら蒔きした場合は注意。激しく混み合ったまま徒長すると、全然成長しません。
 乾燥は苦手です。乾燥しすぎると葉が固くなるので注意しましょう。
 害虫に強いはずなのですが、小生のバジルには毛虫(アオムシ?)やアブラムシが発生。
 たくさん収穫できたときは、香りは弱くなってしまいますが乾燥保存も可能です。乾燥させて、粉末にして、お風呂に入れればハーブバスになります。